全国社会保険労務士連合会主催、IOC(国際労働機関)参画の「ビジネスと人権」研修上級編に取り組んできましたが、先般、最終関門の対面セッション研修に参加しました。これは、上級編研修のテストで成績優秀であり、なおかつ課題レポートを提出しないと受講できない研修です。参加できたこと自体が少しだけ誇らしく思えるものです。
全国社会保険労務士会連合会(東京・中央)は、ビジネス上の人権侵害リスクの調査などで中小企業に助言できる社会保険労務士の育成を始めた。(‥中略‥)連合会が提供中のウェブ講座の受講生から成績優秀者などを選抜。東京都内での対面の研修などを経て、専門的な知識を習得させる。研修を受けた社労士から、各地で講師役を務められる人材も育成。(‥中略‥)取引先を含めた人権侵害リスクを調べる人権デューデリジェンスなどに役立てる。
中小の人権調査を支援 社労士連合会が人材育成: 2022/12/05 日本経済新聞 朝刊 15ページ
社会保険労務士を対象にした「ビジネスと人権」の研修が(‥中略‥)都内であり、全国から集まった21人が(‥中略‥)企業活動やサプライチェーン(供給網)上に人権を侵害するリスクがないか調べ対応する「人権デューディリジェンス」について学びました。
「ビジネスと人権」に精通した社労士を都内で研修|ILO駐日事務所
ビジネスと人権に精通している社労士同士で、共に学び価値ある意見交換ができました。さらに、ILO駐日事務所幹部職員の方から貴重な見解も聞かせていただくことが出来ました。非常に実りの多いものとなりました。
人権DD(デューデリジェンス)に関するインストラクターやファシリテーターとして、企業や自治体における人権DD推進に、今回の研修での学びを存分に生かしていきたいと思います。