「ビジネスと人権」関連の企業支援実績
人権デューディリジェンスを定期的に実施できる体制を、半年程度で構築していくことを基本として、支援をさせて頂いております。
支援開始月 | 支援終了月 | 地方 | 業種 | 従業員数 | 対応規範 |
2025年3月 | (予定) 2025年10月 | 近畿地方 | 金属製品製造業 | 100-300 | WFSGI |
2025年3月 | (予定) 2025年9月 | 中国地方 | 繊維工業 | 10 -50 | JASTIなど |
2025年3月 | (予定) 2025年9月 | 北陸地方 | 繊維工業 | 100-300 | JASTI |
2025年3月 | (予定) 2025年9月 | 北陸地方 | 繊維工業 | 100-300 | JASTI |
2025年3月 | (予定) 2025年9月 | 北陸地方 | 繊維工業 | 100-300 | JASTI |
2025年2月 | (予定) 2025年8月 | 東海地方 | 繊維工業 | 100-300 | JASTI |
2025年1月 | 2025年5月 | 東海地方 | 土木建築サービス業 | 50-100 | 東京都社会的責任調達指針 |
講師・ファシリテーター実績
日付 | 場所 | 時間 | 聴衆 |
2025年7月 | (予定)「ビジネスと人権」に関する某社教育コンテンツで講師@Zoom | 7時間/日 × 5日 | ? |
2025/3/12 | 三重県社会保険労務士会 経営労務監査周知研修 講師@Zoom | 1.5時間 | 30人 |
2025/ 2/17~18 | 全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」研修上級編対面セッション ファシリテーター @愛知県社会保険労務士会会館大会議室(名古屋市) | 6時間/日 × 2日 | 24人 |
2025/2/14 | 中小企業向け「ビジネスと人権」セミナー講師 @三重県教育文化会館第2会議室(津市) | 2時間 | 30人 |
2026/2/6 | 愛知県社会保険労務士会認定スタディグループSDGs研究会 講師@Zoom | 2時間 | 25人 |
2024/ 12/10~11 | 全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」研修上級編対面セッション ファシリテーター @京都リサーチパーク(京都市) | 6時間/日 × 2日 | 20人 |
2024/ 11/29~30 | 全国社会保険労務士会連合会ビジネスと人権研修上級編対面セッション ファシリテーター @石川県教育会館(金沢市) | 6時間/日 × 2日 | 21人 |
2024/11/4 | 「社労士スタディグループ三重」講師@アスト津会議室2(津市) | 2時間 | 15人 |
2024/ 10/24~25 | 全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」研修上級編対面セッション ファシリテーター @愛知県社会保険労務士会会館大会議室(名古屋市) | 6時間/日 × 2日 | 20人 |
2024/9/17 | 三重中小企業家同友会中勢支部伊賀グループ例会講師 @ハイトピア伊賀(伊賀市) | 1時間 | 12人 |
2024/9/7 | FP協会三重支部 三重中央FPスタディグループ講師 @三重県総合文化センター 生涯学習棟4階 小研修室2(津市) | 2時間 | 24人 |
2024/4/15 | 三重県経営者協会特別講演会講師@プラザ洞津(津市) | 1時間 | 50人 |
2024/2/22 | 東証スタンダード上場某社 部長級以上ESG研修講師 | 2時間 | 29人 |
2023/ 12/12~13 | 全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」研修上級編対面セッション ファシリテーター @大阪府社会保険労務士会会館会議室(大阪市) | 6時間/日 × 2日 | 25人 |
2023/ 12/1~2 | 全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」研修上級編対面セッション ファシリテーター @愛知県社会保険労務士会会館大会議室(名古屋市) | 6時間/日 × 2日 | 24人 |
2023/ 11/17~18 | 全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」研修上級編対面セッション ファシリテーター @岡山第一セントラルビル2号館8階会議室「Ivy」 | 6時間/日 × 2日 | 19人 |
2023/9/23 | 三重県社会保険労務士会研修 講師@三重県教育文化会館(津市) | 3時間 | 20人 |
2023/7/6 | 伊賀市人権学習企業等連絡会 講師@ゆめポリスセンター大会議室(伊賀市) | 40分 | 40人 |
「ビジネスと人権」トレーニング物語
ここまでは、「ビジネスと人権」に関するこれまでの弊所の実績を、リスト形式で淡々と紹介させていただきました。
ここからは敢えて、「ビジネスと人権」に関する研鑽活動で苦労したところを、思い入れを持って語りたいと思います。
2023年4月、ILO駐日事務所の技術協力で構築された全国社会保険労務士連合会「ビジネスと人権」研修修了。「ビジネスと人権」推進社労士となる。
私は、2023年4月に全国社会保険労務士連合会の「ビジネスと人権」に関する研修を修了し、それ以来、BHR推進社労士として活動しています。BHR=Business and Human Rightsなので、BHR=「ビジネスと人権」です。つまりBHR推進社労士=「ビジネスと人権」推進社労士です。
BHR推進社労士とは、ILO駐日事務所の技術協力で構築した全国社会保険労務士連合会「ビジネスと人権」に関する研修を(上級編まで)全て修了した「ビジネスと人権」に精通する社労士のことです。
全国社会保険労務⼠会連合会「ビジネスと⼈権」に関する研修カリキュラム⼀覧
全国社会保険労務士連合会 ()は中川が補足説明
しかし、全国社会保険労務士連合会の「ビジネスと人権」研修カリキュラムは、ILO(国際労働機関)の専門家から技術協力を受けて構築されたものなので、内容的にずっしりぎっしり重厚長大です。
(上級編)の修了は、上記カリキュラム一覧の2/3ほどの終了を意味します。これでビジネスと人権推進社労士になれますが…なかなか大変です。
(上級編)の修了とは、次の3つをクリアすることを意味します。
- 7時間を超えのe-lerningの完了
- レポートやテストなどの課題をクリア
- 2日間にわたる対面研修の修了
本当に大変です。私も、対面研修の最後には疲労困憊となり、その疲れ切った顔が月刊社労士2023年6月号に掲載されています。
大変な研修を修了してBHR推進社労士になったからと言って、そうではない社労士の方々より優れているなどというつもりはないですが、このハードなトレーニングを修了したことは誇れることです。
この時の対面研修の様子などについて、技術協力をしてくれたILOの専門家が、社労士向けの月刊誌「月刊社労士」2023年12月号でインタビューに応じてくれています。
インタビュー内でILOの専門家が「関西からの受講者による、社長と社労士のロープレイでは、『社長、もうかってまっか?』『いやぁ、 ぼちぼちでんなぁ』といったやり取り」と言及していますが、これは多分私の仕業です(笑)。
研修にはILO駐日事務所の代表やスタッフもご出席
社労士向けの月刊誌「月刊社労士」2023年12月号にあるように、全国社会保険労務士連合会の「ビジネスと人権」研修では、ILO駐日事務所の代表や専門家の方が最後の2日間の対面研修に出席されることがままありました。もちろん、毎回ではありませんでしたが。
私が研修を受けたときは、ILO駐日事務所の代表もその他の専門家の方も2日間常駐してくださっていて、本当に得難い経験が出来ました(当時は緊張感で押しつぶされそうでしたが)。
2023年6月、全国社会保険労務士連合会ファシリテーター養成研修修了。
「ビジネスと人権」研修ファシリテーターとなる
その後、私は、2023年6月6日、全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」ファシリテーター研修を修了しました。
ファシリテーター養成研修を受けると、全国社会保険労務⼠会連合会「ビジネスと⼈権」に関する研修カリキュラム⼀覧 をコンプリートすることになります。
オンデマンド動画2時間、オンラインセッション3時間、対面セッション6時間と、かなりハードな研修です。
このことは、「月刊社労士」2023年7月号の「連合会『ビジネスと人権』 ファシリテーター養成研修を実施」で取り上げられています。記事中の写真に、私もしっかり写っています。
本研修は、これまでの研修に引き続きILO駐日事務所からの技術協力を受けて、各地で講師となり正確で分かりやすく伝達できる人材養成を⽬的として、
社労⼠だから可能な「ビジネスと⼈権」に関する具体的なアドバイザリーや対応から、ファシリテーターとしてのスキルまでを学ぶ研修となりました。
オンラインでは、学習理論、ファシリテーターとして求められるスキル及び役割、研修場面を想定した対応策等について、グループワークを交えながら行いました。
対面セッションにおいては、ILO本部(ジュネーブ)のミンナ・マースコラ能力開発上級専門官が来日し、小林有紀プログラム・コーディネーター、北川真知子トレーニング・プログラムコンサルタントと共に登壇いただき、実際に上級編研修を演習し、ファシリテーターとして求められる「ビジネスと人権」に関する深い知識の習得とともに、受講生やグループの雰囲気に合わせて上手く伝達し、学びを引き出すために必要なファシリテーション技術を体験しました。
「月刊社労士」2023年7月号の「連合会『ビジネスと人権』 ファシリテーター養成研修を実施」
先ほど紹介した「月刊社労士」2023年12月号で、ミンナ・マースコラ能力開発上級専門官が、ファシリテーター養成研修の様子についてインタビューに答えてくれています。
また、ILO駐日事務所も、このファシリテーター養成研修のことを記事にしています。
2023年7月、「ビジネスと人権」に関する講師としてデビュー
全国社会保険労務士連合会ファシリテーター養成研修すぐに、地元伊賀市で、ビジネスと人権に関する講演の講師を務めることが出来ました。
その後も、地元三重県の社労士会からビジネスと人権に関する講演のお話を頂いたりと、「ビジネスと人権」に関する講演や研修の講師の仕事を断続的に頂いています。
講師経験は実績として挙げさせていただいていおりますが、講演や研修の準備こそが、実は非常に濃密な研鑽の時間でもあります。それに、講師の話を頂いたからと言って、別に優秀だというわけでもありません。
私の場合は特に、講師の話を頂いた理由として、物理的に声が大きいから選ばれたという要素が多く占めることを肝に銘じ、驕らず謙虚に研鑽に励みたく思います。
2023年11月から、全国社会保険労務士連合会「ビジネスと人権」研修で、何度もファシリテーターを経験
そして、2023年11月以降、私は全国社会保険労務士連合会「ビジネスと人権」研修(6時間/日× 2日)で、何度もファシリテーターを務めています。
これもまた、優秀だから選ばれたというよりは、物理的に声が大きいから選ばれたという部分が大きいと思います。
すべて、の研修です。
研修では、5-7人のグループのファシリテーションを任されるグループファシリテーターを務めます。私は声が大きいので、司会者から一番遠いグループの一番遠い席に座ることが多いのです。
このファシリテーターも、かなり大変です。毎度「優秀な受講生から鋭い質問が来たらどうしよう」などとビクビクしながら研修に臨みました。
そもそも、ファシリテーターだからと言って、受講生の社労士より優秀なわけでもありません。実際、私の場合は物理的に声が大きいから選ばれたという面が多々あるわけですから、受講生の社労士の中には私などよりはるかに優れた方もいらっしゃるでしょうし。
そのため、事前に必死で準備して研修に臨みました。これもまた研鑽の場として貴重な経験となりました。
全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」研修(6時間/日× 2日)では、これまでに下記会場でグループファシリテーターを務めました。
2024/12/10~11 | @京都リサーチパーク(京都市) |
2024/10/24~25 | @愛知県社会保険労務士会会館大会議室(名古屋市) |
2023/12/12~13 | @大阪府社会保険労務士会会館会議室(大阪市) |
2023/12/1~2 | @愛知県社会保険労務士会会館大会議室(名古屋市) |
2023/11/17~18 | @岡山第一セントラルビル2号館8階会議室「Ivy」 |
2024年4月、2度目のファシリテーター養成研修修了
その後、2024年4月には、2度目のファシリテーター養成研修受講しました。
今度は、グループファシリテーターではなく、全体を担当する全体ファシリテーターを務めるための研修でした。
司会者として演壇に立たせてもらえるチャンスを得たわけですが、これもまたおそらく優秀だからではありません。
声が大きいから全体ファシリテーター候補に抜擢されたのだと思います。
全国社会保険労務士会連合会「ビジネスと人権」研修(6時間/日× 2日)では、これまでに下記会場で全体ファシリテーターを務めました。
2025/2/17~18 | @愛知県社会保険労務士会会館大会議室(名古屋市) |
2024/11/29~30 | @石川県教育会館(金沢市) |
経緯はさておき、全体ファシリテーターを務める機会に恵まれて、とてもよかったと思います。
優秀な受講生からの質問におびえながら、グループファシリテーターの時以上に、しっかり準備して研修に臨みました。
これもまた得難い研鑽の機会となったと思います。
鍛錬を怠らず、周知に努めます
私に多くの研鑽の機会を与えてくれた全国社会保険労務士会連合会は、BHR推進社労士(「ビジネスと人権」推進社労士)に対して、支援が必要な方々に迅速な支援を提供するという大きな使命を与えています。
連合会では、人権尊重経営、「ビジネスと人権」、人権デューディリジェンスに実践的に対応可能な社労士を養成するため、会員社労士に「ビジネスと人権」に関する研修を提供しています。これらの研修を修了した社労士を「BHR(ビジネスと人権)推進社労士」とし(中略)
BHR(ビジネスと人権)対応が必要な労働者・企業・国民・全てのステークホルダーの皆様に対し、迅速に支援をいたします。
全国社会保険労務士連合会()はHCDコンサルティングが補足説明した部分
私も、全国社会保険労務士会連合会の趣旨に賛同し、業務を営む所存です。すなわち、
「ビジネスと人権」への対応が必要なのに、何をやったらいいかわからず当惑・困惑している労働者・企業・国民を、一人でも多く迅速にサポートしたいと思います。
そのためには、今後も鍛錬を怠らずに実践を重ねるとともに、「ビジネスと人権」への対応が必要な労働者・企業・国民の皆様に広く周知されるよう精進していきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。